この日、4年生は「こと」を弾く体験をしました。
「こと」と呼ばれる楽器の主なものとして
琴(きん)、筝(そう)が挙げられます。
五小の音楽室にあるのは「筝」の方です。
箏は、柱(じ)と呼ばれる可動式の支柱で
弦の音程を調節します。
一方、琴は柱が無く、
弦を押さえる場所で音程が決まります。
しかし、筝の可動式の柱のことを
「琴柱(ことじ)」と言います。その流れで、
筝のことを「こと」と呼ぶことも珍しくありません。
これは「こと」を弾く右手の
親指・人差し指・中指に付ける「つめ」です。
生田流で用いる爪が、
この角爪と呼ばれる四角い形です。
今日、4年生は親指にだけ爪を付けて弾きました。
「さくら さくら」のフレーズを奏でてみると
何だか嬉しくなりました。「もっとやりたい!」
次回は、3つの爪を付けて
和音も奏でさせてあげたいものです。