令和3年10月5日(火)、5年生は
武蔵国分寺公園近くの畑で稲刈りをしました。
首を垂れるほど実っている陸稲の稲穂を
石包丁やはさみで切り取ります。
その一方で、収穫したもみを
小さなすり鉢に入れてすり、
もみの中からでてくる赤米を
確認するグループもあります。
朝、JAから借りて運んできた千歯扱きに
足をかけて鉄の歯の隙間に稲の穂先を入れます。
引き抜くともみだけが落ちます。
今見ても、千歯扱きは、
画期的な農機具だと思います。
これだけの活動をするために
かなり多くの方々が集まってくださいました。
稲穂を入れているこのポシェットのような袋は
赤米会の方が縫って
5年生の人数分作ってくださいました。
集まった稲穂の量はかなりのものでしたが
脱穀してとれるお米の量も知りたいものです。
最後には、この袋をいただいて帰りました。
暑い日でしたが、多岐に渡る活動とかかる手間から
収穫に至るまでの苦労は
5年生なりに想像できたのではないかと思います。
この石の包丁は切れ味が良くて驚かされました。
貸してくださった大学の先生のおかげで
めったにない経験ができました。
体験学習に関わってくださった地域の皆様、
ありがとうございました。