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2025年6月22日日曜日

【日光移動教室1日目】夏空のもと、笑顔あふれる旅の始まり

いよいよ待ちに待った日光移動教室が始まりました。朝の学校には、集合時間よりも早く登校する子どもたちの姿が多く見られ、出発を心待ちにしていた様子が伝わってきました。晴れ渡る夏空の下、予定どおり出発式を行い、バスに乗って元気に出発です。

 


高速道路に入ると同時に、バスレクがスタート。お楽しみの時間に子どもたちの気持ちは一気に高まり、車内は明るい声や笑い声であふれていました。いよいよ始まった移動教室への期待が、車内いっぱいに広がっていきます。

 

最初の目的地は「大谷資料館」。外は真夏の暑さでしたが、階段を下って採石場に近づくにつれて、気温はどんどん下がり、館内はなんと10℃ほど。中は幻想的なライトアップがされており、「すごい!」「きれい!」という歓声や、「ちょっと怖いかも」という声も聞かれました。見学は行動班ごとに行いましたが、どの班も時間とマナーを守り、しっかりと見学することができました。

 



見学後は「杉並木公園」で昼食。バス移動や見学でお腹がすいていたので、「おいしいね!」という声があちこちから聞こえてきました。食べ終えた後の公園にはゴミひとつ落ちておらず、みんなできれいに片付けることができました。そこからは「日光杉並木街道」を歩いてバスへ。大きな杉に囲まれた道を進みながら、昔の人々が歩いた道のりに思いをはせることができました。

 



続いての移動では、いろは坂をバスで登っていく途中、車窓から鹿の姿を発見!「鹿だ!」「見えた!」と、車内は一気に大盛り上がり。この旅で初めて出会った野生動物に、子どもたちは大興奮でした。クラスによっては猿も見つけたようですよ。

 

その後、「湯滝」に到着。標高が高くなり、少し涼しさを感じながらの見学となりました。そしてここからは、湯滝から赤沼までのハイキングがスタート。行動班ごとに歩きながら、自然の空気を味わったり、しりとりを楽しんだり、歌を歌いながら元気いっぱいに歩いたりと、班ごとに思い思いの時間を過ごしていました。中には虫に驚いている子もいましたが、自然の豊かさを実感しながら歩く貴重な経験となりました。すれ違う人に元気よく挨拶をする姿も見られ、「さすが五小の子!」と感じる場面も多くありました。

 



三本松茶屋では、学年全員で集合写真を撮影。男体山を背景に、「いち、にの、さん、は〜い!」というかけ声で、素敵な笑顔の写真が撮れました。



夕方、奥日光高原ホテルに到着。ハイキングの疲れが見えた子どもたちでしたが、ホテルの立派な外観を見て、また元気を取り戻したようでした。到着後は、足湯につかってリラックスしたり、夕食や温泉を味わったり、部屋レクで楽しんだりして、今日一日の疲れをしっかり癒して明日に備えてもらいたいと思います。

 


長い一日でしたが、笑顔いっぱいの1日目。自然と歴史に触れ、仲間とのつながりを深める、素敵なスタートになりました。