2021年11月19日金曜日

11月19日(金)「ほぼ皆既月食」

11月19日の夕方より部分月食が起こりました。今回は「部分月食」ではありますが、月の大部分が隠れる『ほぼ皆既月食』の状態になりました。

そもそも「月食」とは何か・・・月が地球の影の中に入る現象です。
地球にも私たちと同様に影があり、普段は見えませんが太陽と反対側に延びています。この影の中を月が通過することで月が欠けたように見える現象が「月食」です。
今回は月の一部が隠される部分月食ですが、月の97.8%という大部分が地球の影に隠れます。


校庭から見ました。
今回のように日本全国で97.8%以上月の大部分が隠れる月食が見られたのは、1881年12月6日以来、140年ぶりの珍しい現象だそうです。
次回の『ほぼ皆既月食』を多くの地域で見ることができるのは、65年後の2086年11月21日になるということです。