2021年12月21日火曜日

5年生 「共に生き、幸せに生きるために~優しさや思いやりの輪を広げよう~」SDGs

5年生が、2学期を通して取り組んできた総合的な学習の時間「共に生き、幸せに生きるために~優しさや思いやりの輪を広げよう~」の授業も、いよいよ佳境に入りました。

今回は、校内研究の講師である学芸大学特命教授の林先生と、福祉大国スウェーデン留学生のフィリップさんをお招きし、体育館にて活動報告を行いました。


まずは、1組の活動報告です。

福祉とは、どのようなことか、福祉体験プログラムを通して学んだことや調べたことをまとめたグループがいくつかありました。














こちらのグループは、リーフレットに文章やイラスト、四コマ、点字でまとめました。


こちらは、ミニ絵本にまとめました。






日本昔話『桃太郎』を福祉バージョンにして、紙芝居を作って読んだグループもありました。












白状を持った方に出会ったらどうすればいいか、お年寄りに声を掛ける場合にはどんな声を掛けたらいいかを考えて、ペープサートで動画を作成したグループもありました。

 
トイレの場所を言葉だけでなく、マークや点字で表したり、ゲストティーチャーから聞いた話を基に考えたポスターを掲示したグループもありました。


続いて、2組の活動報告です。
こちらのグループは、町で見かけるマークについて調べたことを冊子にまとめました。


こちらは、福祉について調べて考えたことを新聞にまとめました。


福祉体験プログラムを通して学んだことをポスターにまとめました。
他にも、実際にどのように声を掛けるか実演したグループなどがありました。


5年生の活動報告の後には、林先生からこの活動の意義についてお話をいただきました。
子どもたちは、今までの活動を認めてもらい、嬉しそうでした。

フィリップさんからは、スウェーデンの福祉についてお話していただきました。
スウェーデンでは、福祉について意識を持ち始めたのはおよそ200年前であり、障害があるとか、高齢であるとかそういった特別な意識はなく、困っている人がいたら声を掛け合うのは当たり前と思っているということでした。
また、投票率が高く、政治に興味をもち、意見を言い合うことが大切だともお話されていました。

授業後には、教室で一緒に給食を食べ、それぞれのクラスで交流する時間も取っていただき、とても良い機会となりました。

総合的な学習の時間の授業としては、これで一度終わりますが、SDGs17の目標に向かって、「自分にできること」を考え続けられるようにしていきたいです。